コミティア120に出ます
ティアマガジンのフロントビューに1Pのインタビュー記事が載せてもらえるとのことなので、
出ることにしました。
予定していた長いネームはまだ途中なので、短めの新刊と、
既刊の残り、在庫がなくなっていた本も少しだけ増刷して持っていこうと思います。
多分これで今ある本を売るのは最後です。
隣が人気のサークルなので、かわいそうな感じになっていると思います。
2016年は、コミティアを通して、賞をもらったり、モーニングに載ったり、声をかけてもらったり、すごくうれしかったです。
私の人生で一番、「生まれてきてよかった」「生きている」と思えた一年でした。
でもそれは、「人に評価されたから」がすべてではありません。
ある新刊雑誌(というより、廃刊して新創刊したばかりの雑誌)の編集者に、
「こんなお話ばかりできているかっこつけた漫画描いてたって儲からない。うちはそれで潰れた。」とはっきりいってもらえたからです。
それが一番の金言だったと思います。(でも本人達は「こんなオタククセー場所いたくねえよ!」みたいな雰囲気丸出しだったので、やめたほうがいいと思う)
かっこつけるのをやめようと思えた一年でした。
コミティアで出しているのは、お話しか出来てない、キャラではなくテーマがメインの
変な漫画なのです。
でも、コミティアにはそれを面白がってくれる人がいるのです。
誰かが読んでくれて、ちょっとばかり暇つぶしになってくれたら、それにこしたことはありません。
「誰かに伝えたい」という動機で描いたネームがあと1本あるので、それだけはコミティアで出したいと思います。
あとは、自分のため漫画を描けるようになりたい。
そんな感じです。
この文章を読んでくれたきみはいいやつ。どうもありがとう。